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ここが日本なのか?と錯覚してしまう風景・・・
それが富士山の南側にある宝永火口です。

いつも目にしている優美な富士の姿とは異なり、原始の地球を疑似体験できる貴重な場所でもあります。なぜなら、まだ噴火から300年ほどしか時間が経っていないからです。いざ、噴火口跡に降りてみると植物はまばらで人の背丈より大きな岩が無造作に点在、とても神秘的な雰囲気を体感できます。

行き方はお手軽。
富士山スカイラインで五合目まで登り、六合目まで20分ほど歩き、あとは宝永火口まで平坦な一本道。少々道幅が狭い個所もありますが、小学生が遠足で来れるところなのでご心配は無用。標高2,500mともなれば気温は平地より15℃以上低くなりますので、それなりの防寒対策は必要です。

体感温度を左右するのは「風」
私たちが訪れた時も生憎の曇り空でしたが、霧が晴れ山頂が見えたかと思うと急に強い風が吹いたり・・・
でも、それが自然、大自然そのものという気がしました。

巨大な宝永火口の底でお手製の弁当を食べたら、帰りは道はご覧の通りの林道です。
野鳥のさえずりをBGMに30分のお散歩コース・・・
多様性のある山、やはり富士山は素晴らしい。